2013年8月1日木曜日

なんでもできること ≠ 相手が望んでいること

いつも 列ができしまうエレベーターがあった。

















そのエレベータの先に、 巷で評判の店がある ワケでもないのに である。



なぜか?  б(´・ω・`;)



じつはプログラムにバグがあり、効率よくエレベーターを制御できていなかったのだ。

 (; ̄Д ̄)なんじゃと?


当然 利用者からは不満のあらし。



本来なら エレベーターを制御するプログラムを改修し、

利用者をスムースに運べるようにしたいところだが、

そんな予算も暇もない。

(-ω-;)ウーン



そこで担当者はどうしたか?



エレベーターの前に鏡を設置したのである。

( ̄◇ ̄;)エッ ...



そうすると...



エレベーターの利用者は、

待っている間に 鏡を見て 身だしなみを整えたりするので、

待ち時間の長さへの不満が減った のだ。



. . . . .



私たちは 問題を解決しようとした時、

「 正攻法 」 ともいうべき 対応を考える。

(この場合、プログラムを改修すること)

それは 良いコト ではあるが、


利用者のこと、

エレベーターのあるビルのオーナーのこと、

担当者の会社のこと、

プログラマーのこと、

その他、関係者のこと...


色々な人たちの 時間 と コスト を考えたときに、

「 ベスト 」 とは 言えない場合もある のではないだろうか?



「 エレベータの利用者が、待ち時間に不満をもっている 」 とき

利用者は、待ち時間 = 無駄な時間 であることに不満があるのだ。


であるなら、待ち時間 = 有効な時間 にしてしまえば 不満は減る。

当たり前のように聞こえるが、


「 だったら、鏡でも置いてしまえばいいんじゃない!?」


この キワモノ的な発想 を出来ないのが 常人である。




「 他人より一歩先行している 人 」 とは、

人間がいかに先入観にとらわれているかを知っており、

その先入観を打破できる人ではないだろうか。

そして、そこには 「 思いやり 」 がある。
( ノ゚Д゚) ハッ!



もし、アナタが もっと 気づきを得たいと感じているなら
以下の本を m(.. )m  オススメしたい。


「ライト、ついてますか―問題発見の人間学」

ドナルド・C・ゴース(著), G.M.ワインバーグ(著), 木村 泉(翻訳)

『amazon』


(^ω^)ノ


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